カメラ 買ってよかったもの

2019.11.09

どれ買う?α6100・α6400・α6600を動画撮影目的で比較検討してみる

こんにちは、カメラ大好きトーマ( @toma_tkb)です。

今年の4月にSony α6400を買ってからカメラにハマり。

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その後数ヶ月でα6400を売却してα7Ⅲにアップグレードしました。

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僕は写真撮影がメインで自撮りもほぼしないのでα7Ⅲで満足しているんですが、実は今密かにYoutube投稿を始めようかと計画中でして。

さあ、そうなると欲しくなるのがα6400にもついていた180度チルト可動式液晶モニターです。

とーま
α6400を買い戻そうと考えたんですが、180度チルト液晶モニターカメラに「α6600」「α6100」も追加されラインナップが増えたので、今回の記事で徹底比較していこうと思います。

動画撮影に180度チルト可動式モニターが欠かせない理由

180度チルト可動式液晶モニターとは、背面モニターがこちらを向くという機能です。

180°チルト稼働モニター

これがあることで構図を確認しながらの自撮りが容易になります。

実は自撮り写真を数枚撮るくらいであれば180度チルトモニターはそこまで必須ではありません。

SonyのImagingEdgeというアプリでスマホをモニター化できるので、これで十分対応できます。

Imaging Edge Mobile

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とーま
しかし動画撮影となると完全に話は変わります。180度チルトモニターは絶対にほしい機能。

アプリでスマホをモニタ化しての撮影だと、Bluetooth接続なのでどうしてもモニタが遅延するし、接続もよく切れます。「長時間動画を撮ったのに、撮った動画を見返したらオートフォーカスが外れたまましゃべっていた」といった事故も起こりかねないので、動画撮影では正直使い物になりません。

となると自ずと選択肢はSonyのAPS-C機、「α6100」「α6400」「α6600」のいずれかに絞られます。

動画撮影目的てSONYのAPS-C機(α6100・α6400・α6600)を比較していく

すでに発売されていて、僕自身も所有していたことのあるα6400と比較考察していきます。

細かな違いはたくさんあるんですが、重要だと思う項目を比較してみました。

α6100 α6400 α6600
画素数 2420万画素 2420万画素 2420万画素
重さ 396g 403g 503g
手ブレ補正 なし なし あり
連続動画撮影時間 125分 125分 250分
Log撮影
防塵・防滴
ファインダー解像度 約144万ドット  約236万ドット 約236万ドット
リアルタイム瞳AF(動画撮影時) なし なし あり

α6100の考察、α6400と比較

α6100ですが、細かな違いがあるもののα6400と大幅な性能差もなく、非常に優秀に感じます。

ただ最も痛いのはLog撮影ができないこと。

 

Log撮影とは?


Log撮影は、写真でいうところのRAW撮影ようなもので、情報量が多いデータを残すことができます。これにより後から編集で映像の色味を自在に調整(カラーグレーディング)しやすくなります。

カラーグレーディングができれば下のような映画っぽい動画も作れちゃいます。


カット編集くらいしかしないのであればLog撮影は必要ないですが、こだわった画作りをしたいのであればLog撮影は必須です。

とーま
α6400と比べても価格差が1万円ちょっとなので、これくらいの差であればちょっと背伸びしてα6400を買うかな。

α6600を考察、α6400と比較

α6600はSonyのAPS-C機のフラッグシップモデルです。α6400に追加された機能はいくつかありますが、大きな進化は以下の2点。

  • バッテリー容量が大幅アップ
  • ボディ内手ブレ補正搭載

α6400は1日持ち歩いてたら電池が持たなかったので予備バッテリーの携帯が必須でしたが、α6600はフルサイズと同じバッテリーなので余裕で1日持ちます。

そして念願の光学式5軸ボディ内手ブレ補正の搭載されました。手持ちで歩きながら動画撮影だとα6400はかなりガクガクしていたんですが、これもだいぶ増しになりそうです。

ただこの手ブレ補正、電子手ブレ補正は含まれていないので、そこまで強力ではなさそう。参考動画も載せておきます。

「手持ちで撮影するならあるとマシかな」程度の差っぽいですね。

三脚を使った定点撮りだと手ブレ補正は不要だし、手持ち撮影でもジンバルを使うばα6400と使い勝手は変わらないでしょう。このレベルの差に5万円近く払うのは悩ましいところ。

バッテリーと手ブレ補正以外も地味にアップデートされていて、リアルタイム瞳AFがつくのは動画目的だとうれしいです。

他にも、グリップが深くなって握りやすくなったりカスタムボタンの追加されたりと、ハード面も進化しています。

バッテリーが大きくなったことで、α6400より100gほど重くなりましたが、予備バッテリーを持ち歩く必要がなくなったのでそこまで気になりません。

最もネックなのは値段ですね。「α6100」「α6400」から跳ね上がり5万円ほど高くなります。

とーま
写真も動画も1台で、というのであれば迷いなく購入しますが、サブ機として考えるのであればちょっと高すぎるかなと。レンズも合わせて買うと20万位かかるので。

高級コンデジという選択肢もあり(RX100M7)

Sonyのレンズ交換式を比較してきましたが、動画撮影・サブ機目的で考えると実は高級コンデジも選択肢として大いにあり。

そう、Sonyから最近発売された「RX100M7」ですね。

スマホカメラ性能がよくなってきたのでコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)が売れなくなっていると言われていますが、こちらは「高級コンデジ」と呼ばれるもので、一般のコンデジより大きい「1型センサー」を搭載しているので、スマホと明確に差別化できるくらい画質はいいです。

レンズ交換こそできないものの、画質に定評のあるカールツァイス製ズームレンズがついています。レンズは最低f値2.8、焦点距離は24-200mmと幅広くカバーしてかなり使いやすそう。

画像エンジンはSonyのフラグシップカメラであるα9と同じBionz Xを搭載。AF性能や連射性能はフラグシップフルサイズ並で、ちまたでは「ポケットに入るα9」と言われてるとか。

手ブレ補正も強力で、RX100M7は5軸手ブレ補正を搭載。α6600にはない電子手ブレ補正までついているので、実はRX100M7のほうが手ブレ補正は強力です。

モニターも180度チルト、外部マイク端子もあり、4K撮影、S-Log撮影も可能で動画にももってこいの性能

そしてなによりポケットにすっぽり収まるサイズ感が最高!スマホ感覚でどこでも持ち歩いていけます。

ただし問題は値段、15万円を超えます。α6400+レンズ1本と同等くらいの価格なので、コンデジにここまで払えるかといえば悩ましいところ。

 

そこで案外狙いめなのが型落ちのRX100M5。RX100M7と性能は大きく変わらず10万円切ります。

RX100M7との大きな違いはレンズのスペック。RX100M5のレンズは焦点距離24-70mm F1.8-2.8、最も使い勝手のいい大三元標準ズームです。

とーま
RX100M7と比べて焦点距離が短い代わりに、こちらのほうが明るくボケ量も多い。自撮り動画撮影であれば望遠側はほぼ不要なので、僕はこちらのレンズのほうが断然好み。

唯一の懸念点が、マイク端子がないこと。後から性能がいいマイクにしたくても内蔵マイクでがんばるしかないのが痛いです。

評判を見ても内蔵マイク性能はよさそうですし、最悪ボイスレコーダー別撮りでどうにかなりそうではあるんですが、「Youtubeはカメラよりマイクにこだわれ」と言われるくらい音質は大事です。RX100M5にマイク端子がついてたら迷わず即買いだったんですがね…。

とーま
いずれにせよSonyのRXシリーズはAPS-C並のボケは期待できませんが、それが必要でなければかなりありだと思っています。

Sonyフルサイズ機に180°チルト液晶は搭載されない?

「α7Ⅳ」や「α7sⅢ」の発表がもうすぐと期待されていますが、これらに180°チルト液晶がつく可能性は低いと思います。

理由は以下

  • 先行で発売された「α7rⅣ」に180°チルトモニターがついてない
  • 「α6600」「α6100」が発売されたばかり
 
とーま
Sonyのフルサイズ機で180°チルト液晶は付く可能性は低そう、でるとしても当分先でしょうね。

いっそCanonのバリアングル液晶フルサイズ「EOS R」の購入も一瞬考えたんですが、これまで買い揃えた撮影システムを一新しないといけないので大変すぎます‥。

まとめ:僕が一番ほしいものは?

そりゃあね、一番欲しいのはα6600ですよ、動画撮影機としてはほぼ完璧に近い仕上がりです。

ただ問題は値段ですよね。レンズも合わせ買うと20万前後は予算として見ないといけません。

手ブレ補正はあるとうれしいけど、Youtube撮影は三脚使っての定点撮影がほとんどになりそうなので最悪なくてもよし。バッテリーも予備バッテリーがあればなんとかなる。

と考えると、α6400がコスト含めたトータルバランスで最有力候補となりそうです。

また購入したら追記していこうと思います。

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