こんにちは、キーボードオタクのトーマ( @toma_tkb)です。
東プレRealForceは、キーボード好きなら誰しも知っているであろう高級キーボード。
そのRealForceですが、初代、そして現在第2世代(R2)の2つのモデルがあります。
R2と初代の違い
主な変更点は以下の2つ。
- 筐体のデザイン
- APC機能
そしてもう1つ、Macとの相性の悪さが改善されています。
僕は現在初代・R2どちらも所有しています。
色こそ違うものの、どちらもテンキーレスのUS配列です。こちらの2つを見比べながら変更点を詳しくレビューしていきます!
コンパクトでスタイリッシュに
一番目立つ変更点はデザインです。
大きさがわかりやすいように並べて比較してみます。
上部の無駄なスペースなくなり、16%の省スペース化が実現されました。
それ以外は変わっていないように見えますが、スペースキーの幅がやや広くなり押しやすくなっています。この2つのキーボードの差はそこまで目立ちませんが、測定すると8mmほど大きくなていました。日本語配列のタイプだとさらに大きくなっています。
さらにインジケーターLEDランプが搭載されました。NumLockやCapLockを使うとこのランプが点灯します。
このランプがなかった初代は、知らぬ間にCapsLockが作動していて誤入力されていた、なんてことが起こりましたが、インジケーターがあることで現在の設定状況がひと目で分かるようになりました。
またランプの色は7色からカスタマイズすることができます。見た目的にもかっこいいです。
続いて横から見てみましょう。
初代が丸みを帯びた角に対し、R2は角ばったデザインに変わっています。初代はちょっと古くさかったんですが、R2になってかなりスタイリッシュな見た目になりました。
最後に底面を見てみましょう。
ゴム状の滑り止めの数も違います。初代は2つですが、R2は四隅に配置されました。
また、チルトスタンドの先端にもソフト樹脂素材がとりつけられ滑りにくくなりました。
初代RealForceは重量があるのでもともと安定感はありました。
R2は軽量化されたので安定感がやや心配でしたが、滑り止めが増えることでより安定感は増しています。
APC機能で好みのキータッチに調整できる
APCとは、アクチュエーションポイントチェンジャーの略です。
具体的にどんな機能かと言うと、キーを押下してから反応するまでの深さを3段階まで調整できるよ、というもの。
RealForceはもともと、変荷重・等荷重30〜55gまでと押下圧が違うタイプが複数あります。
これはキー入力の重さが変わるというものですが、APC機能でキーが反応する深さを変えれるようになります。
付属のキースペーサーを差し込むことで、深さは1.5mm、2.2mm、3mmの3段階で調整可能。
キー入力を浅くすれば撫でるような高速タイピングが、深くなるとミスタイプが減らせるというメリットがあります。
重さ × 軽さ でより自分の理想のタイピングスタイルにあわせたカスタマイズが可能になっています。
APC機能はR2全てのモデルに搭載されているわけではありません。
型番に「A」と書いてあるものはAPC機能が搭載されています。ちょっとわかりにくいですが、商品ページに「APC搭載」と記載が歩かないかで判断してください。
Macとの相性が改善された
僕はずっとRealForceを自宅のiMacと組み合わせて使ってきました。
初代RealForceはMacとの相性がちょっと悪かったんですよね。具体的には以下のような不具合が。
- スリープからの復帰時にキーボードが反応しない
- NumLockが使えない
NumLockはほとんど使わないんでまあ許容範囲なんですけど、スリープ復帰時に反応しない問題はけっこうやっかい。
キーボードのUSBケーブルを抜き差しすればキーが反応するようになるんですが、復帰のたびにそれをやるのは非常に面倒です。PRAM リセットで治ることもあるようですが、僕の環境だと治らなかった…。
環境によってこれらの不具合は起こったり起こらなかったりするようですが、同様の報告を僕以外にも見かけました。
これがR2に変更したら上記の不具合が全くでなくなりました。控えめに言って幸せです。
もし同様の不具合で悩んでいる人はR2の変更はかなりおすすめできます。
まとめ
R2と初期タイプの一番大きな変化は見た目部分。
機能性はそこまで大きな変化は無いので、初期タイプを使っている人はそこまで無理して買い換える必要はないかなと感じました。
ただしMacユーザーで僕と同じ不具合が出ていた人にとっては買い替えたほうがストレス軽減にはなると思います。
そうそう、ついにRealForceのMac版も登場しました。
めちゃくちゃミニマルデザインでかっこいいです。
まだ発売されたばかりなので、静音モデル、テンキーありのタイプしかないんですが、ラインナップが増えてきたらこちらも買い足すかもしれません。