フリーランス 仕事術

2017.03.10

freeeを使ったらわずか4時間で確定申告書が終わった


あ、確定申告まだしてねーや!ということに昨日気づいたトーマ(@toma_tokyoboy)です。

確定申告の期限が3月15日までなんで本来は慌てないといけないところなんですが、ここ数年freee(フリー)という確定申告ソフトを使っていまして、毎年数時間の作業で確定申告を終わらせています。

今年もfreeeを使って確定申告書の作成、提出まで5時間ほどで終わりました。めんどうな確定申告をfreeeでどれだけ簡単にこなせるか、その一連の流れをご紹介します。

クラウド会計ソフト freeeとは

Freee

会計の知識がない人でも、ステップに従って入力していくだけで簡単に確定申告ができるソフトです。僕も会計の知識は全く無いまま使い始めたんですが、毎年問題なく確定申告できています。

ソフトと言ってもクラウドソフトなので、アプリのインストールは必要ありません。ブラウザ内ですべての作業が行えます。どのPC環境でも作業ができるのがいいですね。

スマホアプリもあり、カメラで請求書を撮影保存したり、取引の登録も行えるのでこちらも合わせて使うとおすすめです。

会計アプリfreee(フリー) 確定申告、青色申告、白色申告

会計アプリfreee(フリー) 確定申告、青色申告、白色申告
開発元:freee k.k.
無料
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確定申告だけでなく、収益レポートでお金の流れをわかりやすいグラフで可視化できたり、請求書、見積書の作成・郵送を代行で行ってくれたりと、経理面を一括でサポートしてくれます。

もはやフリーランスには必須のサービスと言っていいと思います。

freeeでの確定申告の流れ

僕なりのfreeeを使っての確定申告の流れをざっくりご紹介します。もちろん青色申告です。

基本的にはfreeeが示すステップに従って最後まで入力していくだけです。

確定申告までのステップ

freeeが最後まで導いてくれますので、それに沿ってたんたんと作業します。

freeeでの確定申告手順

  • 基本情報の入力
  • 収支を登録
  • 提出書類を準備
  • 必要書類を税務署に提出
  • 年度締め

1. 基本情報を入力する

基本情報入力

まずは基本情報を入力していきます。名前、屋号名、住所などの基本事項です。最初に設定してしまえば変更がない限りそのままで大丈夫です。

初期登録時に、今持っている銀行口座、クレジットカードをすべて登録します。登録後、同期作業をすれば、口座、クレジットカードの明細をもれなく取得してくれます。

同時に開始残高も設定します。ここを設定しておかないと最終的に収支がずれて計算が面倒になるので、しっかり入力しておきます。

2. 収支を登録

取得した銀行口座とクレジットの明細を、取引として登録していきます。
登録といっても、freeeが明細から勘定科目などを推測してくれているので、確認してポチポチ登録ボタンを押し続けるだけ。

推測された勘定科目が間違っていたらその都度修正します。この時、「自動化」にチェックを入れてルール化してあげると、次回から正しく推測してくれます。使えば使うほど、正確に取得してくれるようになるので、以後の入力がどんどん楽になります。

理想を言えば、支払いは事業用とプライベート用に分けたほうがいいんですが、僕は楽天ポイントを貯めたいがために、ほとんどの支払いを楽天カード一本でやっています。

  • 私的に使用した取引 → 事業主貸
  • 経費になる取引 → 交際費、消耗品 など勘定科目を入力。

のような感じでガンガン登録していきます。

現金で支払った取引は領収書を保管しておいて、手動で一つ一つ入力していきます。数は多くないのでそこまで大変ではないですが、クレジット出払ったほうが正確に取得できポイントも貯まるので、なるべくクレジットで支払いを済ませたいものですね。

僕はぐうたらなので1年分をまとめてやってしまいましたが、お金の流れを細かく把握するためにも、1ヶ月に1度のペースでやるのがおすすめです。一年分まとめて登録すると400件くらい一気に登録する羽目になるんですが、チェックしながら一つ一つ登録しても2〜3時間ほどで終わりました。

3. 提出書類を準備

作成した確定申告書をプリントアウトして税務署に提出に行きます。僕は自宅にプリンターがないので、ネットワークプリントというサービスを使って、コンビニで印刷しています。

それと、今年からマイナンバーが必要なので、プリントアウトのついでにマイナンバーカードのコピーもしておきましょう。

人によっては確定申告書以外にも、源泉徴収票や控除関係の書類があれば添付書類台紙に貼り付けます。基本的に税務署に行けばノリとハサミ、コピー機はおいてあるので、貼付け作業は確定申告会場でやってしまっても大丈夫です。

印鑑も忘れずに持っていきましょう。提出の際になつ印が必要になります。なつ印場所は提出時に係員の方が指示してくれるので、印鑑だけ持っていけば大丈夫です。

所得税を税務署で現金納付する場合は、現金も用意しておきます。

確定申告に必要なもの

  • 確定申告書
  • マイナンバーカードの写し
  • 源泉徴収票(必要な場合のみ)
  • 控除関係書類(必要な場合のみ)
  • 現金(所得税を現金納付する場合)

4. 必要書類を税務署に提出

確定申告会場に行くとディズニーランドかってくらい人が並んでいます。

めちゃくちゃ並ぶ

でもこっちの行列は、会場内で確定申告書を作成する人、相談する人用です。

僕はfreeeで確定申告書を作ってしまっているので、提出窓口に提出するだけです。

提出窓口

こちらはガラッガラです。ディズニーランドのファストパス持っているかのような優越感に浸りながら、颯爽と提出して帰宅しましょう。

5. 年度締め

年度締め
確定申告が終わったら忘れずに年度締めをしましょう。といっても、年度締めボタンを押すだけです。
freeeがすべてやってくれます。

税理士に頼むか?freeeでやってしまうか?

これは事業規模にもよりますが、フリーランス規模であればfreeeで確定申告をやってしまうことをおすすめします。

理由は以下の3点です。

  • 安い
  • お金の流れを把握できる
  • 一度設定してしまえば、年に数時間の作業で終わる

安い

税理士に確定申告丸投げで頼むと月3万円以上はします。請求書をまとめて送りつける作業もなにかと面倒です。

それに対しfreeeはスタータープランで月額わずか908円。年一括払いだと9,800円、月払い換算するで816円とお得です。税理士に一ヶ月頼む料金以下の金額で毎年確定申告ができます。

Freee プラン

上位のスタンダードプラン、プレミアムプランがありますが、副業やフリーランス規模であればぶっちゃげスタータープランで十分です。

お金の流れがわかる

お金の流れ

これめちゃくちゃ大事です。

自分で経理をすることによって、どの部分に無駄にお金を使っているか、を把握し、改善することができます。僕もfreeeで経理をしてる最中に、「あ、このwebサービス登録して解約してないままだったな」「光回線のオプション契約つけっぱなしだけどいらないな、解約しよう」と言った風に、無駄な出費に気づき削減することができました。

月数百円の出費でも、チリも積もれば山になる。不要な月額料金は早く気づいて削減するに越したことはありません。

税理士に請求書を丸投げして任せっきりにすると楽ではあるんですが、お金の流れが把握できません。

一度設定してしまえば年に数時間の作業で終わる

freeeでは、基本情報、銀行口座などの情報を一度入力してしまったら、後は取引を登録していくだけの作業になるので、毎年数時間の作業で終わります。

自分で確定申告をやる、となったらものすごく大変なイメージはありますが、年に数時間の作業なら全く大したことないと思いませんか?

わからないことはチャットサポートで気軽に聞いてみよう

Freee 4
freeeはサポートも充実しています。

電話サポートとチャットサポートがありますが、電話サポートは別途追加料金がかかったりと面倒なので、気軽に行えるチャットサポートをおすすめします。営業時間内にチャットで疑問を投げかけると、速攻で返信が来ます。メールサポートと違い、レスポンスが超早いのでバンバン質問できます。

また、テキストマニュアル動画マニュアルも充実しています。

これだけサポートが充実しているので、経理知識全く無い方でも安心して使えますよ。

まとめ

freeeを使い始めてから、確定申告に対する恐怖は一切なくなりました。

本来の事業に集中するために、経理業務などはツールを使って効率よくこなしていきたいものです。

45日は無料で使えるので、まずは気軽に試してみてください。

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